がん登録の部位別テキストは、主要5部位とそれ以外で出力先が異なります。
先に結論をいうと、
- 主要5部位は「がん情報サービス」
- 主要5部位以外は「院内がん登録支援サイト」
から出力します。
部位別テキストを手元ですぐ見られる形にしておくと、中級更新の勉強でも、日々の実務でも、必要なページを探しやすくなります。
まずは下の公式リンクから必要なテキストを開いてください。このあと、印刷時の注意点と、出力後に使いやすくするための考え方もまとめています。
- 公式リンク
- 印刷時の注意点
- 出力後に使いやすくするコツ
の順でまとめます。
まず開くページはこちら
主要5部位の部位別テキスト
▶ 部位別テキスト(主要5部位)
がん情報サービス(公式|医療関係者向け)
https://ganjoho.jp/med_pro/cancer_control/can_reg/hospital/manual.html
主要5部位以外の部位別テキスト
▶ 部位別テキスト(主要5部位以外)
院内がん登録支援サイト(公式|学ぶ・調べる)
https://ctr-info.ncc.go.jp/hcr_info/learn/
【初級者向け】主要5部位を出力する方法
それぞれ説明していきますね。
※「主要5部位」は、以前は「5大がん」と呼ばれていた区分です。
詳しくは、🔗注釈 をご覧ください。
🔽 主要5部位の出力手順
- がん情報サービス(医療関係者向け)にアクセスします
- 画面上部のメニューから、以下の順に進みます
・HOME
・がん対策情報
・がん登録
・院内がん登録
・院内がん登録実務に関する資料 - 上記ページ内にある「部位別テキスト(主要5部位)」のPDFを開きます
※ サイト内では少し深い場所にあるため、下のURLから直接アクセスする方法をおすすめします。
▶ 部位別テキスト(主要5部位)
がん情報サービス(公式|医療関係者向け)
https://ganjoho.jp/med_pro/cancer_control/can_reg/hospital/manual.html

🖨 印刷時の注意(重要)
- ブラウザ上でPDFを開いたまま印刷すると、印刷設定(小冊子・両面など)が表示されない場合があります
- 一度PDFをパソコンに保存し、Adobe Acrobat ReaderなどのPDF閲覧ソフトで開いてから印刷してください
📎 次の作業はこちら
出力した部位別テキストを、実務で使いやすい小冊子にまとめる方法はこちらです👇
【中級者向け】主要5部位以外の出力方法
説明が分かりにくいところがありましたら、お問い合わせよりご連絡お願いします。
🔽 主要5部位以外の出力手順
- 院内がん登録支援サイトにアクセスします
※ 検索する場合は、検索画面で
「院内がん登録支援サイト」 と入力してください。 - 検索結果から、次の公式サイトを開きます
https://ctr-info.ncc.go.jp/hcr_info/ - 画面上部メニューの
「学ぶ・調べる」 を開き、ページを下へスクロールします。 - ページ内の
「7.部位別テキスト(主要5部位以外)」 の項目まで移動します。 - 一覧の中から、必要な部位のテキストを選び、PDFをダウンロードします。
※ こちらのサイトは著作権で保護されているため、スクリーンショットは掲載していません。説明が分かりにくい点がありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。

補足(ショートカット)
※ 以下のURLから、「学ぶ・調べる」ページへ直接アクセスすることもできます。
▶ 部位別テキスト(主要5部位以外)
院内がん登録支援サイト(公式|学ぶ・調べる)
https://ctr-info.ncc.go.jp/hcr_info/learn/
【主要5部位以外】部位別テキストの項目
院内がん登録支援サイトの「学ぶ・調べる」 のページを下へスクロールすると、「7.部位別テキスト(主要5部位以外)」 という項目があります。
この項目の中に、主要5部位以外の部位別テキストが一覧でまとめられており、それぞれ 「ダウンロード」 ボタンからPDFを入手できます。
掲載されている主要5部位以外の部位別テキストは35種類
主要5部位以外の部位別テキストは、全部で35種類あります。
頭頸部腫瘍
- 頭頸部(咽頭・喉頭を除く)
- 咽頭、喉頭
- 甲状腺
消化器系腫瘍
- 食道
- 小腸
- 肛門管および肛門周囲皮膚
- 胆嚢
- 肝外胆管
- 十二指腸乳頭部(ファーター膨大部)
- 膵臓
- 消化管の高分化型神経内分泌腫瘍
胸膜系腫瘍
- 胸膜の悪性腫瘍(悪性胸膜中皮腫)
- 胸腺上皮性腫瘍
骨・軟部腫瘍
- 骨
- 悪性軟部腫瘍
- 消化管間質腫瘍(GIST)
皮膚腫瘍
- 皮膚
婦人科系腫瘍
- 外陰
- 腟
- 子宮頸部
- 子宮体部
- 卵巣・卵管・原発性腹膜癌
- 妊娠性絨毛性新生物
泌尿器系腫瘍
- 陰茎
- 前立腺
- 精巣
- 腎
- 腎盂・尿管
- 膀胱
- 尿道
眼部腫瘍
- 眼部腫瘍
その他
- 副腎
- 悪性リンパ腫
- 白血病
- 脳腫瘍
小冊子にする枚数の目安|わたしは「6枚ルール」でまとめています
現在、いちばん枚数が多い部位別テキストは頭頚部で、22枚あります。 小冊子で印刷すると、6枚(24ページ)ずつまとまります。
わたしは、小冊子にするときのルールとして、6枚ごとに1回ホチキス止めをしています。
部位別テキスト程度の厚みであれば、この方法で問題なく使えます。 一方、標準登録様式のように分厚い冊子を作る場合は、 6枚(24ページ)ずつで小冊子を作り、マスキングテープで連結して使っています。
まとめ
この記事では、がん登録の部位別テキストを小冊子で使うための工夫を紹介しました。
- 部位別テキストは、主要5部位とそれ以外で入手先が異なる
- PDFは、一度保存してから印刷すると設定がしやすい
- 小冊子にする際は、6枚(24ページ)ごとにホチキス止めすると扱いやすい
- 枚数が多い場合は、小冊子を分けて作り、マスキングテープで連結すると実務で使いやすい
少し手間はかかりますが、自分の作業スタイルに合った形に整えることで、がん登録の作業はぐっとスムーズになります。
「分厚いテキストだと出しにくい」「必要なものだけを手元に置ける」そんな小さな工夫が、毎日の登録作業を支えてくれます。
ご自身の現場に合う方法を、ぜひ取り入れてみてください。
📎 実際の小冊子の作り方はこちら
注釈
「主要5部位」について
「主要5部位」とは、胃、大腸(結腸と直腸)、肝臓、肺、乳房の5つのことを指します。日本では、これらの部位の罹患数・死亡数が多かったことから、長らく「5大がん」と呼ばれてきました。
近年では、肝臓がんの罹患・死亡が減少し、従来の「5大がん」という区分は、実態と合わなくなってきています。
背景としては、
- ウイルス治療の進歩
- 前立腺がんや膵がんの増加
などが挙げられます。
特に、ウイルス治療の進歩は、がん医療が「治す」だけでなく、「がんを知る」 → 「がんから守る」段階へ進んできたことを示す例だと、私は考えています。



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