はじめまして
がんについて調べようとすると、情報が多すぎて迷ってしまいますよね。
このサイトでは、信頼できる公開データをもとに、いっしょにがんを「正しく知り、正しく伝える」方法を学んでいきます。
一般の方も、医療やデータを学びはじめた方も、役立つ情報を届けていきます。
読者の皆さんへ
このサイトは、読んでくださる方によって少し見方が変わります。どなたにも役立つ内容を目指しています。
一般の方向け
・どのがんが多いのか、どの年代に多いのかといった“全体の流れを知りたい方”
・どの病院が、どのがんの治療を多く行っているのかを“データで見てみたい方”
医療関係者・学生の方向け
・がん登録や医療データの扱いを“これから学びはじめたい方”
・ExcelやAIを使った“やさしい分析から始めたい方”
それぞれの立場から、公開データを通じて「がんの今」を一緒に見ていきましょう。
みなさんへのメッセージは、このブログについて でお伝えしています。
がんの情報源 ― 何を見ればいいの？
信頼できる情報源とは？
ネットにはがんについての情報が多く、「どれが正しいのか」迷ってしまいます。
私がいちばん信頼しているのは、国立がん研究センターの「がん情報サービス」で公開されているデータです。
全国の病院や一部診療所が、毎年集めて提出している「リアルな診療データ」をもとに作られていて、全国規模での集計が可能となっています。最新の状況が分かるため、一般の方にも実務者の方にも安心して使えます。
このブログで学べること
当サイト「やさしいがん統計」では、公開データを使った分析方法を4つのステップで紹介しています。
最初のシリーズ【1】～【4】では、「全国がん登録」データを使って分析する基礎を学べます。
【1.】国立がん研究センターのデータ・画像の著作権ルール
利用規約や著作権を確認して、安心して使える資料の選び方を紹介します。
【2. がん登録データをダウンロードしよう】
がん情報サービスなど公的サイトから、データを正しく取得する方法を解説します。
Excelに取り込む前のポイントも丁寧に説明しています。
【3.】Excelでできる！がんを多い順に分析
ピボットテーブルを使い、がんの多い順で分析する基本操作を学びます。初心者でも安心して分析できるよう、画像付きで丁寧に説明しています。
【4.】あとはExcelでコピペ！がんの多い順表
作った表をブログや資料用に調整する方法を紹介します。
公開データの“もと”になっている がん登録のしくみ
がんの情報を正しく読み解くためには、データの元となる仕組みを知ることがとても大切です。そこで次は、私たちが分析に使う公開データが、どのように集められているのかを見ていきましょう。
最初のステップとして、
「がん登録とはどんなしくみなのか？」 を、やさしく紹介します。
→ 【0. がん登録とは？】へ進む
X
