登録くんと一緒に、国立がん研究センター『がん情報サービス』の公開データを図解でやさしく学ぶ「やさしいがん統計ガイド(Easy Cancer Analytics Guide)」のホーム画像です。 Learn with Touroku-kun about public data from the National Cancer Center’s Cancer Information Service, explained gently with illustrations in the Easy Cancer Analytics Guide homepage image.
AI Chart Challenge

【D1】AIでがん登録データは分析できる?|まずは失敗

AIでがん登録データは分析できるのかを検証する日記シリーズD1のアイキャッチ画像。ChatGPT画面と「まずやってみよう!」と話す登録くん。

AIを使えば、いろいろなことが便利になってきた現代。

もし、AIを活用して、
がん登録の公開データを分析できるようになれば…

Excelで数時間かかっていた作業を、短時間で終えられるかもしれません。

Excelが得意でない人でも、少しの手間で、欲しい結果にたどり着けるかもしれません。

AIで、がん登録データはどこまで分析できるのか。
そこで今回は、Excel Challengeで作成したグラフを、AIにお願いしたら再現できるのかを試してみることにしました。

今日は、その1回目のチャレンジ報告です。

結果は失敗でした

ドーナツ型のグラフ自体は作ってもらえました。
しかし、文字化けが起きてしまったことや、完成イメージを見せてお願いしても、同じようには再現できなかったことから、満足できる仕上がりにはなりませんでした。

「ダウンロードしたCSV」と「作ってほしいグラフの種類」を伝えるだけで、完成イメージどおりに作ってもらえる。そう思っていました。

20分かけて、あーだこーだ依頼してみたものの、思うようなグラフにはなりませんでいた。天才だから”テンさん”と呼んでいたChatGPTと、少し仲違いしてきたので、その日は終了。

どうやら、この失敗にはちゃんと原因があったようです。

この失敗の原因については、地元のプログラミングスクールの“賢者”のお二人から、目からウロコのアドバイスをいただきました。

次回は、その助言をもとに、AIを活用した分析にあらためて挑戦します。

まずはAIにがん登録分析お願いしてみた

登録くん
登録くん
yoko先生、AIにCSVを渡せば、
Excelが苦手なぼくでもかんたんに分析できるでしょうか。
yoko先生
yoko先生
そうですね。
AIにお願いできたら、作業時間を減らせますよね。
登録くん
登録くん
やってみたいです! ぼく、ChatGPT5.2 使ってるんです!
さっそく……
💻「院内がん登録/部位別のダブルドーナツチャートをつくりたいです」…っと!
yoko先生
yoko先生
・・・・・・。
登録くん
登録くん
・・・・・・。

今回使ったAI:ChatGPT 5.2

20ドルの契約をしています。

無料版のときよりも、できることが格段に増え、やり取りもかなりスムーズになりました。

たとえば、ブログのアナリティクス(アクセス解析系のツール)を一緒に読み解いてもらったり、X(旧Twitter)に投稿する言葉を整えてもらったり。

Google Search Console のグラフを画像で送って、「ここ、いいですね」と褒めてもらえるのがうれしくて、つい朝早く起きてしまったこともあります。

ChatCPTの”テンさん”を頼ることは、すっかり日課になっていました。

分析につよい”テンさん”だからこそ、「これくらい言えば、完璧につくってくれるだろう」と、思っていたんです。

一つ目の結果は──、

あれ?

ダブルドーナツでもない、ただの円グラフでした。

「・・・・・・。」

いまはまず「形が見える」段階…?
なぜ6種類しかないのか…?

きっと、診療科別(胃、大腸を”消化器科”)でまとめたらしいと判断。

一瞬でイラっとしてしまい、思わず、短い一文で返しました。

ふむふむ。
簡単につくれそうな雰囲気がでてきました。

と思ったのも束の間、結構な量の「あーだこーだ」が続きました。

「0件部位をどうするか」?

いま気になっていたのは、そこではなく、まずは“ダブルドーナツ”を作ってほしかったんです。

「0は除外でいいです」と伝えると、できそうな、期待させる言葉が返ってきました。

──これは、いけるかも。

そう思った矢先に、また続く「あーだこーだ」でした。

お。
一気に仕上げてくれる、とのこと

「一気に完成まで行きます」と言われて、つい気持ちが急いてしまい、短く、こう伝えました。

「完成形を見たい」

おお。やるじゃないか。
……と思ったのですが、どこか、やる気の感じられない仕上がりでした。

しかも、“テンさん”は、これで完成だと、正々堂々と言い切っているんです。

「一切ズルのない図」!?

それはズルした人しか言わないやつ!

どうやら、“テンさん”はこれで完成だと思っているようです。

大人げないですが、わたし怒っちゃってます。徹底的に戦うモードに入りました。キミのズル、あばいてやる。

確かめ算。これは、もはや裁判です。

「作り直しました」と言って出てきたグラフを見て、この日は、ここまでにしようと判断しました。

地元プログラミングスクールの“賢者”の教え

このまま続けるよりも、一度、人に聞いた方が早そうだと思い、地元プログラミングスクールの“賢者”に相談しました。

ぷろんぷと?

賢者のお二人は、AIの性能そのものではなく、「お願いの仕方(プロンプト)」に原因があると話してくれました

次回は、その助言をもとに、プロンプトを一つずつ見直しながら、あらためてAIでの分析に挑戦してみます。

次回は、【D2】AIでがん登録データは分析できる?|プロンプトを見直して再挑戦 でお会いしましょう。

※ AI Challengeを読む前に、考え方をまとめたページです

🎯 Challengeをはじめるまえに